日本の学校訪問&説明会

5月のゴールデンウィーク明けに、ニュージーランド現地校の校長や留学担当ディレクターたちに通訳として同行し、日本の学校にご挨拶に行ったり、留学説明会に参加させていただきました。

約半年ぶりの日本の学校訪問でしたが、コロナが明けて以来、行くたびに日本の海外留学熱が高まっている印象を受けます。特に昨今はニュージーランドへの興味を持ってくださる方が増えているように感じます。

ニュージーランド、特に私たちの提携校があるオークランドのノースショア地域は、オークランドの中でも治安・経済水準・教育水準がトップクラスで、小学生でも子供たちだけで登下校できるような、安心して暮らせる環境にあります。

また、ニュージーランドは欧米諸国と同様、スポーツが通年ではなくシーズナル(季節によって変わる)だということも特徴です。日本文化では「なるべく早くからひとつに絞って極める」が良しとされていると思いますが、こちらでは「まずは時間をかけて色々やってみて、自分の好みや向き不向きがしっかり分かってから絞る」というスタイルです。

そのため、私の息子は高校卒業までにサッカー・ハカ(マオリ文化)・バドミントン・バレーボール・バスケ・ウォーターポロ・柔道・卓球といった様々なスポーツに挑戦する機会に恵まれました。その中で本人がもっとしたいと言ったのがサッカーと柔道だったので、習い事としても取り組み、NZ全国を回って大会に出たりという日々もありました。大学生の今は、バレーボールやバスケを社交ツールとして楽しんでいるようです。

このようなことも異文化の体験として楽しんで、「複数の選択肢を知る」ことが海外留学の魅力のひとつだと私はお伝えしています。日本のひとつに集中するやり方も良し、NZのように色々やってみるのも良し、どちらが自分の好みや価値観に合うかは両方知ってやってみて初めて分かると思うからです。

ちなみに、私が同行させていただいたNZ現地校の校長や留学担当ディレクターたちは、日本での電車の乗り方に苦戦して「留学生たちが登下校で不安になる気持ちが分かるね」とか、各学校でのオリジナルの取り組みなどを見て「うちの学校にもこの文化を取り入れたいね」とか、日本人留学生のバックグラウンドを知ることでよりよい現地サポートに繋げようと、ひとつでも多くのことを学びたい姿勢を見せていました。同時に、留学生を送ってくださっている学校の先生方と直接お会いすることで、日本ーNZ間のひとつのチームとして留学生を支える関係性が深まっていることを実感できて、おかげさまで大変有意義な時間を過ごせました。

留学生をサポートするエージェントとして、心地よくて信頼できる関係性を日本の保護者様と先生方、同時にニュージーランドの学校の担当者たちとも築けていることをありがたく思います。

お忙しい中時間を作ってくださった日本のみなさま、改めてありがとうございました!

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